*以下、プレスリリースをそのまま掲載しています。

2021年4月1日発表(シンガポール)— この度、ERC-1155トークン規格を開発したEnjin Pte. Ltd.(本社: シンガポール、CEO: Maxim Blagov、以下「Enjin」)は、Polkadotを用いた次世代型NFTブロックチェーン「Efinity」の開発を目的としたプライベートセールを行い、1890万ドルの資金調達を実施したことをお知らせいたします。

本資金調達はCrypto.com Capital、DFG Group及びHashedがリードし、Hypersphere、BlockTower、Blockchain.com Ventures、Fenbushi、Iconium、HashKey、Arrington XRP Capital、DeFi Alliance、そして、その他の主要企業や、著名人、個人投資家が参画しました。

「NFTは全ての人にオープンであるべきです。Polkadotを用いることで、我々は簡単にスケーラブルなソリューションを構築し、新たなNFTの経済圏へ、誰でも参加できるようにします。
常にエンドユーザーを念頭に置き、Efinityは全ての人に、楽しくシンプルで利用しやすい体験を提供します。」
— Caleb Applegate / Enjin COO

Efinityは、6秒ごとにトランザクションを処理するように設定されており、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を使用して1,000TPSにスケーリングします。

Enjinはまた、「Paratoken」と呼ばれる新しいクロスチェーントークン規格を開発しています。これにより、任意のブロックチェーンからのファンジブルまたはノンファンジブルなトークンをEfinityネットワークに移動し、Polkadotのエコシステム全体で使用できるようになります。

Paratokenは、Enjinが2017年に開発し、MicrosoftやNike、OpenSeaなどの企業に採用されてきたERC-1155トークン規格を、さらに進歩させたものです。

「デジタルアセットは、ブロックチェーンのメタバース上に存在すべきです。 複数のブロックチェーン間で流動性を持たせることで、より多くのクリエイターと購入者、販売者を繋ぎ、エコシステムを拡大します。」
ー Witek Radomski / Enjin CTO

また本エコシステムでは、Efinity Token (EFI)が使用されます。弊社は、本トークンがどのように手数料の削減やアセットの流動性に貢献し、またEnjin Coin (ENJ)のステーキングを通して収益の確保が出来るか記した、ホワイトペーパー(https://efinity.io)を公開しました。コミュニティガバナンスにより、EFI保有者は、将来的なネットワークのあり方に関して提案し、それらに投票できます。

EfinityにENJをステーキングし、ENJでトークンを作成することに対するリワードとして、Enjinは、全供給量の15%に相当するEFIを確保しています。 ENJをステーキングするユーザーは、ネットワーク料金、マーケット手数料、クロスチェーンブリッジ料金、およびスマートコントラクト料金から収集されたEFIも、獲得できます。

Enjinは、Snowforkが提供するオープンソースブリッジの開発を進め、NFTがPolkadotとEthereum、およびその他のブロックチェーン間を移動できるようにします。

EfinityのマーケットプレイスとなるNFT.io(https://nft.io)で、入札者にEFIを提供することで、アセットの流動性を向上させ、コレクターが所有しているNFTへの評価を可視化します。

「私たちは2017年に、初のNFTプラットフォームを、先進的なERC-1155トークン規格とともに開発しました。Efinityは、NFT業界に専用のブロックチェーンをもたらし、世界中に広がりつつある高度なデジタルアセット経済、つまり自由でオープンな分散型経済を実現します。」
ー Maxim Blagov / Enjin CEO

*EFIトークンは、日本の規制当局から認可を受けておりません。日本国内におけるEfinityの利用可能性に関しては、Enjinの後続の情報をお待ち下さい。
以上

Enjinについて
Enjinは、誰もが簡単にブロックチェーンを活用できるエコシステムの開発を進めています。Enjin Platformは、次世代のデジタル経済を支えるユニークなデジタルアセットの発行や、マーケットプレイスの構築を支援します。 Enjinのエコシステムは、先進的な開発者や企業によって開発された、数多くのブロックチェーンゲームやプロジェクトを支えています。
詳細は、https://enjin.ioをご覧ください。

本件に関するEnjinお問い合わせ先: 平手(kojiro@enjin.io)、澤嶋(maho@enjin.io