*以下、プレスリリースをそのまま掲載しています。

2021年5月27日発表(シンガポール) —この度、ERC-1155トークン規格を開発し、NFT(ノンファンジブルトークン)を用いたエコシステムを構築するEnjin Pte. Ltd.(本社: シンガポール、CEO: Maxim Blagov、以下「Enjin」)は、NFTを用いて潜在的顧客にアプローチする、マーケティングキャンペーン「MyFirstNFT」を実施したことをお知らせいたします。このプロジェクトでは、デジタル広告やソーシャルメディアへの投稿に反応した全世界のユーザーを対象に、5万枚のユニークなデジタルアートNFTをエアドロップ(無料配布)しています。

今回のエアドロップは、NFT領域に新規ユーザーを呼び込むことを目的としており、Enjinのエコシステムで構築される製品「Enjin Beam」を通して発行されたQRコードを、「Enjin Wallet」(iOS・Android対応無料アプリ)でスキャンする事により誰もが簡単にNFTを取得することができる、ユーザーフレンドリーな手法で展開されています。また、「MyFirstNFT」でエアドロップされたNFTは、ガス代を無料化するEnjinのソリューション、JumpNetブロックチェーン上で展開されており、当キャンペーンはデジタル広告や、ソーシャルメディアを通し拡散されています。

一般的なカメラアプリからQRコードを読み取ると、ブラウザ上にNFTの予約ページが表示されます。ユーザーはEnjin Walletをダウンロードして、予約したNFTを受け取れます。

この度発行した5万枚のNFTは48時間以内にすべて取得されました。そして3万8千人の新規ユーザーを獲得し、このマーケティングアプローチが有効であることを示しました。

「MyFirstNFT」キャンペーンで利用されているEnjin Beamは、QRコードをスキャンした人にNFTトークンを「発信(ビーム)」する仕組みを通して、企業によるマーケティングキャンペーンを可能にする技術です。また、ゲームでも同様の技術を利用して、ユニークなゲーム内アイテムを配布できます。

「マーケティングキャンペーンは、要求するのではなく与える時に最も効果を発揮します。従来、無料のアイテムを物理的に配布するのはコストがかかりすぎ、デジタルアイテムは悪用を防ぐための措置を取る必要がありました。NFTとブロックチェーンは、マーケティング業界にとって革命的です。デジタルキャンペーンのシンプルさと低コスト、そして物理的なマーケティングのエンゲージメントを兼ね備えています。顧客にリーチする新しい方法を求めている企業にとって、これは画期的です。」

ー Maxim Blagov / Enjin CEO

Enjinのガス代を無料化するソリューション、JumpNetを使用することで、このプロジェクトは5万枚のNFTを無料で発行・配布することができました。一方、イーサリアムのブロックチェーン上で同様のことを行うと、2021年5月24日の時点では取引手数料となるガス代に約100万ドル以上が必要です。また、POA(Proof of Authority)方式ブロックチェーンであるJumpNetは、イーサリアム利用時比較で、99.99%の電力消費を削減します。Enjin Beamは現在、早期アクセス版を公開しており、Microsoftなどの有名企業がNFTを使ってユーザーを魅了し、報酬を与えることに成功しています。

以上

Enjinについて
Enjinは、誰もが簡単にブロックチェーンを活用できるエコシステムの開発を進めています。EnjinPlatformは、次世代のデジタル経済を支えるユニークなデジタルアセットの発行や、マーケットプレイスの構築を支援します。Enjinのエコシステムは、先進的な開発者や企業によって開発された、数多くのブロックチェーンゲームやプロジェクトを支えています。
詳細は、https://enjin.ioをご覧ください。

本件に関するEnjinお問い合わせ先:平手(kojiro@enjin.io)、澤嶋(maho@enjin.io)