こんにちは。編集部員の望月です。
今年の春まで、航空業界で働いていたのですが、飛行機オタクと言われる飛行機が大好きな方の話を聞いていると、業界人でさえ知らないことを沢山ご存じで、いつも新鮮な驚きがあって面白かったです。

ブロックチェーンの世界にも、そういう方っているのですね。
ブロックチェーンが大好きのオタク。
「ブロックチェーンを使うことで未来がどれだけ楽しい世界になるのか、想像するだけでワクワクします。」と話してくれたのは、BlockChainJam(以下、BCJ)を運営されているBenyさん。
現在、ブロックチェーンの面白さを伝えるイベント活動をされているそうで、その内容についてお話を伺う事にしました。
ブロックチェーンを知る=未来を知る、と言う発見がありました。

BlockChainJamとは

国内外のブロックチェーンのプロジェクトが集まったカンファレンス。
昨年は、Bitflyer主催の「Blockchain Award」にて”Event of the Year”を受賞するほど、ブロックチェーン業界で権威あるイベントです。
2018年は六本木、2019年は東京大学の安田講堂にて開催されましたが、今年はコロナの状況を鑑みて、初の無料オンライン開催となりました。

BlockChainJam公式HP

東京大学の安田講堂

みんなが集まれる場所

Benyさんがブロックチェーンに興味を持ち始めた当時、特定のコミュニティだけが参加するイベントばかりでした。しかし、ビットコインだけでなく、イーサリアム等他のコミュニティも交じり、皆で討論したら、もっと良い成果がでるのではないかと考え、Benyさんにより創められたのがBCJです。

BCJは「みんなが集まれる場所」を目指しています。
ブロックチェーンの開発者、ユーザー、法律との適合性を確認する人etc。
企業もコミュニティも問わず、全てが同じ場所に集結できるのがBCJの醍醐味。それぞれのプロジェクトやコミュニティの垣根を越えて切磋琢磨することで、よりブロックチェーン業界は発展するのでは、と考えています。

昨年のBCJ登壇者の皆さま

登壇者

『新しい金融と社会』をテーマに集まった今年のメンバーはこちら。

Roger Ver氏(ビットコイン・ドットコム創業者)
Shogo Ochiai氏(株式会社CryptoeconomicsLab Co-founder)
Koji Higashi氏(ビットコイナー反省会 ホスト)
KanaGold氏(Lien Ambassador)
hory氏(Kyber Network Japan Manager)
キャサリン チュウ氏(Maker Foundation日本地域リーダー)
信玄氏
Josh Lee氏(Tendermit/Cosmos)
渡辺 創太氏(Stake Technologies株式会社 代表取締役CEO)
芦沢 晋作氏(Artree合同会社 代表)
藤本 真衣氏(株式会社グラコネ 代表取締役)
Patrick Collins氏(Developer Advocate- Chainlink Labs)
柳川 範之氏(東京大学大学院 経済学研究科教授)
Antonio Juliano氏(dYdX設立者)
Jeff McDonald氏(NEMグループ コアチームブランドアンバサダー)
加納 裕三氏(株式会社bitFlyer共同創業者/株式会社bitFlyer Blockchain 代表取締役)
Saifedean Ammous氏(Bitcoin Standard)
Emin Gün Sirer氏(Ava Labs, Inc. Co-Founder & CEO)
木村 優氏(株式会社LCNEM CEO/CTO)
Yusuke Obinata氏(Web3 Foundation)…他

どのプロジェクトも大注目ですが、中でもCosmosとPolkadotのような、異なるチェーン同士が交わるプロジェクトと言うのは、大きな期待を寄せているそうです。

個人的には、登壇者様同士の繋がりや仲の良さが垣間見られる場面にも注目しています。Benyさんのお人柄で集まった方々です。運営委員会の皆様も本当に素敵で、ブロックチェーンを広めたいと鋭意努力されていて、その姿勢に胸を打たれました。

対象者は全員

この種のイベントは、技術的な話やビジネスでの活用方法といった内容な為、本来ある程度の知識を持った方を対象にしたものが多いですが、Benyさんが大事にしているのは、誰でも集まれる場所。なぜなら、ブロックチェーンは「皆が支えているシステム」だと考えているからです。
ただ、ブロックチェーンを最近知ったばかりの私としては難しい印象です。
だから、
予習しましょう!
事前ワンポイントアドバイス
QRコードで資料をゲット
復習しましょう!
アーカイブ配信
いつでも、どこでも、何度でも視聴可能
質問しましょう!
AMA(Ask Me Anything)
「何を読んだらこのプロジェクトについて理解できますか?」等、初歩的な質問も大歓迎とのこと。また、今年はQ&Aボックスに書込む為、質問者は他の方には見えません。

また、BCJ2020終了後、ブロックチェーンがよくわからないと言う方に向けて、小規模イベントやオンライン勉強会の実施を検討中とのことです。
初心者の方は、BCJが終わったあとも注目です。

オンライン参加方法は3種類

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見どころ満載

今年のBCJ2020は新たなコンテンツも多く、見どころ満載です!

★BCJオリジナルグッズや最大5000円のビットコインが当たるおみくじ企画
☆彡オリジナルグッズ応募方法(10/25(日) 12:00締切
①VR空間上の「Fortune Game」のおみくじ画面のスクショ( ※大吉でも小吉でもなんでもOK!)
②Twitterでハッシュタグ「#BCJ2020」をツイート
☆彡ビットコイン応募方法
当日、本編LIVE配信中に複数回配信
①配信される「Fortune Game」のおみくじ画面のスクショ( ※大吉でも小吉でもなんでもOK!)
②同時に、BCJ公式Twitterで秘密の質問をチェック
③Twitterで下記3点をツイート
*①のスクショ
*②の回答
*ハッシュタグ「#BCJbonuschallenge」をつける

★VR空間にて掲載されているスピーカー陣からのワンポイントアドバイス
VR空間COSMIC WORLD

★峯モトタカオ氏の楽曲提供&BCJ参加者限定ダウンロード
峯モトタカオ
@minemototakao

★オリジナルLINEスタンプ&グッズの販売開始
BlockChainJamオリジナルグッズ
ベニぐまくんLINEスタンプ
※こちらはイベントに関係なく、今後も販売が続きます

BlockChianJamオリジナルグッズ

仮想空間×ブロックチェーン

映画『Ready player1』を観て以来、ブロックチェーンが益々好きになったと語るBenyさん。仮想空間とブロックチェーンを掛け合わせて、BlockChianJamと言う街をつくりたい!その街で、あの映画のように皆で遊びたいと。業界を支援する背景には、このような思いもあるそうです。

ブロックチェーンは、広範な分野にも適用、応用しうる大きな可能性を感じています。
あなたが実現したい世界はなんですか?Benyさんのように立派な世界観でなくても、例えばこうなったらいいな等のささいなことでも良いと思います。
仕事だけでなく、趣味や得意なことを当てはめてみても面白いでしょう。ブロックチェーン技術を活かせないか、あなたの”○○〇×ブロックチェーン”を何通りも考えてみませんか。

*Ready player1
現実世界で希望を持てない人が、仮想空間上で卵探しをする話。VR上で成功することで、現実世界でも多額のお金を得られる。壮大な世界に興奮する上に、仮想だけど、コミュニティの中でリアルに生まれる感情や繋がりがあり、現実世界に与える影響の大きさを考えさせられる映画。

後記

未来を他人任せにしてはいけない!
勉強中の私がおこがましいですが、ブロックチェーンと積極的に関わっていくと言う意識改革が自分側にも必要だとお話を伺って感じます。

このようなイベントは、専門的な知識を持った人が参加するものと思っていました。
時代の変化を誰もが否応なしに感じた2020年ですが、今ではブロックチェーンは次の時代に誘う乗り物だと考えています。理解するまで大変かもしれませんが、未来に豊かさをもたらすものだと強く感じます。スマホが出た時も、最初こそ使いにくさを覚えましたが、今や必需品です。
大型飛行機のように特別な訓練を受けた人だけが運転していた中央集権型から、これからの主流は、みんなが自分の小型機を持って、自分で舵取りできる分散型の時代。ブロックチェーンは一人ひとりが主体。新たな世界は自由な反面、責任も伴います。誰もが次の時代を楽しく生きること、自分で自分を楽しませることに、責任を持たなくてはいけないと思いました。そこには、この技術を受け入れる姿勢が必要なのです。
ブロックチェーンという名の乗物を上手く乗りこなしたくないですか?
私も飛行機オタクから、ブロックチェーンオタクなれるよう頑張ります。

今週末は、ブロックチェーンの楽しみ方、関わり方、アプローチの仕方を考える機会にしていただきたい!
BCJに参加して、未来のヒントを掴みに行きましょう!

チケットのお申込みはこちらから。